間もなく於福駅舎は開業100周年を迎えます。大正・昭和・平成・令和と歴史を刻んできた駅舎です。
1920年(大正9年)10月30日美禰軽便線が重安駅から延伸した際の終着駅として開業し、1922年美禰線と表記改称、1924年美禰線が正明市(現 長門駅)まで延伸されました。
山陽と山陰をつなぐ大動脈として、日本の経済を支えてきた美祢線です。私たちがまだ幼いころ、石炭、石灰を運ぶ貨物列車に歓声を上げ、手を振ったものです。
そして、今年が100歳のお祝いの年となります。
あいにくコロナ禍でイベントは開催できませんが、10月30日の夕刻には、100年の記念にサイレントパフォーマンスを予定しております。静かに100年の歴史に思いを馳せてみてください。また、サイレントパフォーマンスの模様は、当サイトにて配信いたします。
ぜひご覧ください。
於福交流ステーションでは、9月より「折り鶴プロジェクト」を始めています。
新型コロナウイルス感染症収束を祈り、ひとつひとつに願いを込めて折っております。
これは、会員のご夫婦が、コロナ禍で会うことがかなわない息子さんを思い、折り鶴を折られたことがきっかけで会員全員全体に広がり、今では小学校・中学校の生徒さんをはじめ、於福公民館・志を共にしている厚保ステーションにもお力をお借りし、現在約5000羽の折り鶴が集まっております。
すでに3000羽は千羽鶴三本にまとめ、於福ステーション、於福公民館、於福小学校で飾ってあります。これからもご協力いただいた団体に贈らせていただく予定です。
高齢化が進む会員の中には、コロナで社会参加がむつかしい方もいらっしゃいます。鶴を折ることで、社会参加できると喜んでいただいております。
コロナ感染症収束まで、毎日折り続けます。早くコロナ感染症が収束しますように!