ほっとタイム

5月ほっとタイム

新緑の季節です。於福駅周辺も噎せ返るような新緑に圧倒されています。移動解除とともに、ゴールデンウィークがスタートしました。美祢線並びの国道を、ひっきりなしに車が通過していきます。この音を聞きつつ、ゴールデンウィークのJR美祢線利用率はと考えると、期待感がふつふつと沸き立ちます。

JR美祢線は山陽と山陰を最も短い距離で結ぶ重要路線です。その車窓には厚狭川や石灰石の工場、温泉街と見どころ満載です。

昨今の世界情勢を考えるとき、大量輸送の鉄道路線はその役割を取り戻すのかもしれません。何より沿線住民にとっては、鉄道路線の存在の安心感は絶大です。

青空のもと、私たちの安心の音が聞こえます。ガタン・ゴトンと!

冷え込みが厳しい冬から、時折暖かい日差しを感じ、心待ちにしていた春がそこにあるようです。

「コロナが終わったら・・・」合言葉のように会員みんなで声を掛け合っていましたが、世界はまた混沌としてきました。この地球上で家族を思いながら命を落とす人、その失われた命への悲しみの涙を流す人がどんなにいるのだろうか・・・

会員の中にも、映像に映る戦場に行くであろう父を思い、涙を流す幼子のように戦中を生きた方もおります。いつになったら、コロナ以前のように心から笑いあえる日々が帰ってくるのか誰にもわかりません。こんな時、会員は鶴を折ります。世界の平和を祈りながら、早く鶴を折る手を止められるよう願いながら、一羽、一羽と折っています。

平和への祈りです。

2月ほっとタイム

立春まであと僅かですが、外にはちらちらと白い雪が舞って、静かな2月を迎えております。蔓延防止が県内全体に発表され、ステーションもコロナ対策に全力で取り組んでおりますが、その反面、訪れていただける方も少なくなりました。2月3日に特別列車をお迎えする予定もありましたが、これも直前中止となりました。大変残念ですが、お迎えするお客様と、会員の安全のためには致し方ありません。ペレットストーブの燃える炎が皆の慰めとなっておりました。

そんな中で、特別列車をお迎えするために制作しておりました「さげもん」をお雛様とともに、昨日ステーション内に飾りました。密を避けて、小人数入れ替えで会員が飾り付けを行いました。殺風景だったステーション内は今、暖かい空気に包まれております。やはり建物は人間がいて成り立つのだということを証明しているようです。

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感染対策をお願いしながらの観覧になりますが、ぜひ、待ち遠しい暖かい春を感じにいらしてください。お待ちしております。

新年を迎えて

あけましておめでとうございます。於福地域交流ステーションも新しい年を迎え、新たな気持ちでおります。

昨年はコロナに振り回された一年でありましたが、その中でできること、できないことを選別しながら活動をいたしてきました。特に2・3月の施設閉鎖、復旧10周年のイベントの中止等、おいでいただいた皆様との交流がはかれないもどかしさがありました。

しかしその反面、会員間の交流は重要な役割を果たしました。一人暮らしの高齢の方もコロナ禍で寂しい時、地域の方との語らいに心癒されたのではないかと思っております。

今年はコロナが収まり、2年前のように、多くの人が訪れ、にぎやかな交流ステーションになることを願っています。地域の力も高齢化の波によって弱くなっておりますが、活動を継続することで、弱小化する地域の今を保っていけるのではないかと自負いたしております。

今年も於福地域交流ステーションをJR美祢線のオアシス、地域住民のオアシス的存在にできるよう今年も会員一同頑張っていきたいと存じます。

皆様、どうぞご利用ください、お待ちいたしております。

 

*現在雪だるま提灯(スノーマン)9人が待合室で皆様をお迎えいたしております。

11月ほっとタイム

10月にイベントを実施いたしまして、その後のかたづけに追われておりましたが、気がつけばもう11月も残りわずか!なんと紅葉も散りゆく季節になりました。11月のほっとタイムを焦りながら書いております。

10月30日、美祢線復旧10周年記念イベントは告知もしていなかったにも関わらず、お天気にも恵まれ、多くの方においていただきました。昨年に続き、提灯の点灯による回廊を散策いただき、協賛いただいた於福公民館ではハロウィンを開催、ステーションにもハロウィンの衣装を着た小さなお客様にも来ていただき、にぎやかな一夜となりました。年の差なんと75歳以上の会話もあちらこちらで聞こえておりました。

於福交流ステーションは、おいでくださる皆さんによって、エネルギーを蓄えています。コロナの減少とともに、また多くの人が訪れていただけることを期待しております。

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イベントにご参加くださった方々に、心よりお礼申し上げます。

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