ほっとタイム

ステーションほっとタイム 5月

コロナ禍2年目のゴールデンウィークが過ぎ、ツバメが飛び回り、田んぼには水がはられ、さわやかな季節がやってきました。田植えも間もなくでしょう。

毎月交流ステーションのお話をしてまいりましたが、少し違った角度からお話ししたいと思います。先日、コロナ禍でゴールデンウィーク中の閉館を検討していた時です。年配の会員が「今年も息子たち、孫たちの帰省はかなわない。ゴールデンウィークは一人家の中、淋しいねー」と呟いたのです。この方は三年前にご主人を亡くされた方です。この一言でゴールデンウィークの開館を決めました。もちろんコロナに配慮しながらです。

交流ステーションには大きな役割があります。近隣のお年を召された方の語らいの場の提供と見守りです。現に会員の最高齢は95歳です。少しばかり若い?会員とペアですが、当番として活躍中です。ステーションに人が常駐することで、近隣の方が少し寂しい時、朝から誰とも話していないとき、ここに集まってくださいます。また、最近顔を見かけない近所の方の様子を心配します。情報を集めます。建物の存在だけではこんなことはできません。建物は人によってその役割を果たしていくような気がします。

ステーションは地元の方の福祉にも大きく貢献していることを、お伝えできたらと思います。

4月のお知らせ

春爛漫、コロナ禍に沈む人々の心を励ますように、今年は見事に駅周辺に桜が咲き誇っております。あと何日かすれば美しいピンク色の花筵になり、その後新緑の葉がさわやかな風を駅構内に運んでくれるでしょう。

例年よりは静かな春ですが、於福地域交流ステーションは9年目の春を迎えております。

今年美祢線は、水害復旧から10周年になります。40年前までは国道316号が開通していなかったので、於福から厚狭・長門方面には鉄路に全面依存しておりました。

石灰石・竹等産業支える一方、生活物資も美祢線で運ばれていました。特に、仙崎駅から鮮魚を大きなアルミの缶に氷とともに入れ、担いで毎日運んでくださる魚屋さんに、於福の住民は助けられました。生きのよい魚が食卓を飾ったものです。今ではスーパーマーケットに行けば簡単に手に入りますが、その当時は手に入れることは大変だったのです。産業の部分はトラック輸送に代わりましたが、今でも沿線の生活を支える重要な路線です。

於福駅開業100周年記念は、コロナで皆様に広くお伝えするイベントは自粛いたしましたが、今年秋にはコロナがおさまり、思いのこもったイベントをご提供できることを願っております。

ぜひご期待ください!

3月のお知らせ

穏やかな日差しがいつもの年より心に染み入ります。目に映る風景や、体を包み込む空気が穏やかで変わらないことに感謝の気持ちを感じるのは、経験のない非日常を生きているからでしょうか?

まだまだ世の中が大変な中、於福地域交流ステーションの令和2年度業務も最終月の3月になりました。コロナに翻弄された1年でしたが、於福駅も開業100周年を迎え、コロナ禍の中100年の歴史を振り返り、提灯400基点灯のサイレントパフォーマンスを行いました。

もっと交流を!もっと触れ合いを!と思いながらも、慎重にならざるを得ない現実がありました。

来年度は美祢線が水害から復旧して10周年となります。今年度はコロナが収束し、穏やかで皆さんが楽しく於福駅をご利用でき、以前にもまして交流ステーションにも多くの方においでいただき、たくさんの笑顔が戻ってくることを楽しみにしています。

3月のお知らせ

今構内には菜の花が元気に咲いています。私たちも元気に来年度の準備に取り掛かっている最中です。準備万端整えて、来るべき明日を夢見ております。

2月のお知らせ

如月となりました。今年の於福ステーションはコロナ禍の中、ひどい寒波に見舞われ、近年まれにみる積雪と低温に悩まされておりましたが、2月に入り少し春の兆しも感じられる日もちらほらです。

昨年秋にはスノーマンさんの聖地巡礼で珍しく若い女性の来訪者が多く、私たち年配の者も若い方との会話を楽しみ、ステーションも華やぎましたが、コロナ第3波の拡大とGoToキャンペーン中止の影響により来訪者も少ない状況です。

そんな中、気持ちだけでも明るくなろうと、6日にひな人形を飾る予定でおります。近くにおいでの際は、ぜひお立ち寄りください。お待ちいたしております。

マスク着用・検温・消毒をお忘れなく!

令和3年 会員一同より皆様方へ新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

昨年はコロナ禍に世界中が翻弄される一年となりました。皆様方に心からお見舞い申し上げます。

このコロナ禍において、於福地域交流ステーションはどんな活動をすればよいのだろうと、会員一同心悩ませました。しかし、こんな時こそできること、「心穏やかに元気を取り戻す」をテーマに掲げ、公民館や地元小中学校とコラボし、折り鶴の作成・提灯の点灯等意欲的に取り組んでまいりました。密を避けるため大々的な広報活動はしておりませんでしたが、地元を始め皆様方に安らぎをお届けできたと思っております。

今年はまだコロナ禍の最中にありますが、こんな時だからこそ見えないものが見えてくるのではないかと思います。今年も会員一同、明るく元気に皆様方をお迎えしたいと存じます。

令和2年12月29日から閉館いたしておりますが、令和3年1月4日には開館いたします。皆様方、どうぞ今年もご利用お願いいたします。

皆様方にとって、そして世界中が幸せな一年でありますよう、お祈り申し上げます。

於福地域交流ステーション「会員一同」

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